犬が慣れちゃダメなやつ
生活には犬にも飼い主にも慣れが必要です。
初めての犬がいる生活でイライラする事もあるでしょう。
しつけがうまくいかずに絶望する事もあるかもしれません。
「犬を飼うと楽しい生活が始まる」そう思っていたのは私です。
長い間一人暮らししていた私にとって、生活を共にするのが”犬”だとしても、落ち着かない日々の始まりとなりました。
でも、まぁ…犬ってこんなもん。
って思ったら数週間でそばに居ることがあたりまえになりました。
ちょっと長すぎ?
今日はこういう話ではなくて、慣れちゃダメなやつの話
慣れちゃダメってどういうこと?
慣れちゃダメということは、どういうことかというと、ようは
「犬に慣れられると飼い主に都合が悪いこと」
のことです。
犬も一緒に暮らす飼い主のことを観察しています。
その観察の結果、飼い主さんの何かの行動の後に良い事が起こる・いやな事が起こると関連付けて色々と勝手に覚えます。
基本的に犬にさせたくないことは、「させない・教えない」と言います。
でも、ダメなことほど勝手に覚えちゃいます。
慣れちゃうとどうなる?
”慣れたら”どうい事が起きるのか
- ご飯の時間になったら要求される
- 散歩の時間になったら要求される
- 散歩中ずっと犬の自由にさせてたら、引っ張られるし散歩が終わらない
- トイレの間違った場所での定着
- ピンポンが鳴ったら吠える
- 家の中どこに行くにもついてくるので留守番ができない
- そこに水があると知ってからはトイレの水を飲むようになった
ということです。
この中のいくつかは、毎日必ずしないといけない事柄です。
慣れさせないためには
慣れさせないためには、その事柄の時間をランダムにします。
私の場合は、自分のご飯の時間が日によってバラバラなので、私の食事の後にご飯を食べる犬も毎日バラバラの時間にご飯をあげてます。
お散歩に関しては、あまり暗くなってからの時間は行きたくないので、夕方のだいたい決まった時間に行ってます。
これだと時間による差が付けられないので、私は1週間のうちの雨の日と1日は散歩に行かない日を設けています。
その散歩に行かない日は、以前紹介した、「子犬が小さいうちから室内遊びを学ぼう」の遊びをしています。
他には、新しいトリックの練習もいいですね。
散歩中の引っ張りは前回の記事「お散歩の練習は家の中と、家の外どちらでも練習が必要!」で紹介しています。
トイレの水を飲むというのは、本当にしてほしくなかったので、教えていません。
小型犬なので、便器に手をかけてのぞかないと水がみえないので、あえて「あそこには水があるよ」なんて見せたことはありません。
これは飼い主に都合の悪いことは教えない事柄の一つです。