クレートトレーニング
うちのクレートの扉はいつも開いていて、いつでも入れるようになっています。
クレートとは?
キャリーバックとは別で、ペットを運搬するためのケースです。
車や飛行機に乗せるときにも使われる、頑丈なものもあります。
プラスチックと金属の柵なので掃除が楽で、衛生的です。
クレートを買った理由
愛犬の部屋として使う予定だったゲージを全てトイレスペースに使うことにしたので、急きょ購入しました。
購入したクレートは愛犬のベッドとして使用していきます。
家に置いておくだけでは、犬は勝手に入ってくつろがないので、クレートトレーニングをします。
クレートトレーニングとは?
クレートトレーニングとは、「扉を閉めた状態のクレートの中でおとなしくしている」というトレーニングです。
もしかしたら、クレートに入ること自体は初めてではないかもしれません。
無理やり入れられて悪いイメージがついてるかもしれません。
はじめからクレートの中でおとなしくできる子も居るかもしれません。
うちの犬は落ち着けませんでした。
さっそくトレーニング開始。
クレートトレーニングの仕方
まずはクレートの中は怖くないことを教えます。
悪いイメージをつけたくないので、無理やりクレートの中に押し込むことはしません。
- オヤツやオモチャをクレートの中に投げ入れて、犬が追って入ったら、なにもせずに出てくるまで待つ。
何度か繰り返します。
これに慣れたら次の段階。
- オヤツやオモチャをクレートの中に投げ入れて、犬が追って入ったら、犬が出ないように手で入口をふさぎます。
しばらくクレートの中にとどまらせます。
じたばたしているところ、動きが止まったら、手をどけて犬を出します。
またこれを何度か繰り返します。
次の段階に進みます。
- オヤツやオモチャをクレートの中に投げ入れて、犬が追って入ったら、犬が出ないように手で入口をふさぎ、クレートの扉を閉めます。
上記と同じように、じたばたしているところ、動きが止まったら、扉を開け犬を出します。
ここまでスムーズにできるようになるまで、何日も練習しました。
次は夜寝る・お昼寝・お留守番のような長時間クレートの中にいられるように練習します。
- 上記の扉を閉めた後、金属の柵の隙間からご褒美のオヤツを与え、クレートの中にいる時間を延ばしていきます。
この時じたばたしているところ、動きが止まっているときにオヤツを与えます。
犬からしたら「おとなしくしてたらオヤツ(ご褒美)がもらえる」という思考になるように練習していきます。
クレートトレーニングポイント
自分の意志で入ることを教えるために、最初オヤツやオモチャを使いましたが、これは犬を誘導するための道具なので、ご褒美ではありません。
ご褒美を与えるタイミングを見極めること。
じたばたしている時は、絶対に解放してはいけないこと。
しばらく続けていると、遊び疲れた時に犬が自分からクレートに入り眠り出しました。
私にとって、このトレーニング方法は成功したと言えます。