私の愛犬の社会化
まず、ざっくり社会化の説明。
社会化とは、犬が人間社会で一緒に暮らしていくために、社会の出来事に犬自身が対応できるよう、あらゆる環境に慣らしていくこと。
社会化とは具体的になにをする?
子犬の社会化期は生後3か月頃です。
この頃の子犬は好奇心が恐怖心にかわる時期にあります。
この時期に色々な体験をさせることにより、犬自身がストレスに対応できるような精神に育てていきます。
でも、この時期は大体の子犬が親犬と一緒にいるか、ペットショップにいるかです。
私たち飼い主が犬を迎える時期は、社会化期の次の若齢期(第2の社会化期)の頃です。
この頃子犬は自尊心を持ち始め、周りの環境に興味をもつ時期となります。
なので、3か月過ぎても社会化は間に合います。
犬を迎えてから、飼い主の私ができることは、今まで行ったことがないであろう色々な体験ができる場所に連れて行くこと。
- 車通りの多い道で、その場所の音を聞かせる
- 飼い主以外の、子供、帽子をかぶってる人、メガネの人、男性、女性、色々なタイプの人に会う
- 人通りの多いオープンなショッピングセンターに行く
- 犬の入れる店や自宅以外の家に連れて行く
- 電話の音を聞かせる
- チャイムの音を聞かせる
- テレビやラジオの音を聞かせる
- 車に乗せる
- 犬を触りたい人には快く応じる
- 電車の音を聞かせる
まだまだたくさんありますが、子犬の場合抱っこして色々な所に連れていきます。
私が愛犬を連れて行った所
私は生後9か月ごろ迎えたので、だいぶ遅いスタートになりました。
長い間ペットショップに居たので、犬同士や人を相手にすることは慣れているようでした。
上記に加えて愛犬にしたことは
- 車に乗せて、大きな公園に行きロングリードでボール遊びをしたり他の犬と遊ぶ
- 散歩中の他の犬に会って遊んでもらう
- 動物病院に行ったついでに遊んでもらう
- 犬も入れるホームセンターのカートに乗せる
- トリミング必要ないけど、シャンプーと爪切り頼んでみる
- 実家に連れて行き、庭でノーリードで遊ばせてみる
3歳ごろまでは積極的に色々な場所に連れて行きました。
どこに行っても好奇心旺盛で、常に興奮状態だったので、しばらくその場に留まり、落ち着くまで待ちます。
時間がある時にしかできませんが、その環境をよく観察させて、慣れさせます。
色々な経験をさせるとどうなる?
このように、色々な体験をすることによって、成犬になった時に犬自身が対処できる事柄が大幅に広がります。
行動面では、1~2歳まで成長しし続けるので、遅くなっても色々な体験をさせてあげましょう。
極端な話ですが
もし、経験不足の場合、犬自身の問題対処能力が、噛みつき対処一択になってしまうかもしれません。
本当に極端なはなしですが、それだけは絶対に避けたいので、社会化はとても重要です。