お散歩練習は家の中と、家の外どちらでも練習が必要!
飼い始めたのが、生後9か月だったので、お散歩にはわりとすぐに出かけました。
ワクチンも3回済んでいたので、歩いてお散歩しました。
最初の頃の散歩はエネルギー発散のために行きました。
家の中であまり騒がせないようにするためです。
最初の散歩観察の様子はこちら「数日犬を観察してみた②」をご覧ください。
それでも散歩中の私の中の決まりごとはしっかり守って散歩しました。
「歩く道は飼い主である私が決める」
これだけは守りました。
では、今日はその後の散歩練習方法です。
まずは家の中での練習
まず何をさせたいのか、飼い主さんが理解しましょう。
「お散歩のとき、私の横を歩かせたい」
このことを目標にしていきます。
なので、家の中でも首輪とリードをつけて練習します。
ステップ1
リードを持った状態で、もしくは、ベルトに結んだりした状態で行いました。
オヤツを犬の目の高さの位置に固定して片方の手で持ち、そのまま歩きます。
犬がオヤツめがけて歩いてきたら、そのまま自分の横に歩いてくる様に誘導します。
この時、犬はほぼまっすぐにしか歩いてきませんので、自分も誘導しながらクルクル回って自分の横に来るように仕向けます。
犬が自分の横に来た時、持ってたオヤツをそのままあげます。
ステップ1がスムーズにできるようになったら、次に進みます
ステップ2
犬が自分の横に来た時にはオヤツをあげず、さらに1歩前に進みながらオヤツをあげました。
ここで重要なのは、進みながらあげること。
最終的に何が正解なのか、犬に明確に伝えなければなりません。
私の伝えたいことは、「私の隣を歩くこと」です。
歩きながらオヤツをあげる事を、1歩2歩からだんだん距離を伸ばしていきます。
※最初に書いた、首輪とリードをつける意味※
散歩の時(家の外)限定の歩き方にしたかったので、家の中ででは意味を持たない首輪とリードをあえてつけていました。
家の中どこに行くにも付いて来る犬にはしたくありませんでした。
私にだって一人になりたい時があるのだよ…
トイレにはついてこないでね…
いよいよ家の外での練習
家の中でできたら外でもできる!
そんな甘くないのがワンコです。
ステップ3
家の外は魅力的なものでいっぱいなので、外での練習は苦戦しました。
やることはステップ1とステップ2と同じことを外でするだけ。
簡単。
だが…なかなかうまくいかない。
そんな時は息抜きに、草むらをスンスンさせる。
ひとしきりスンスンしたら、また練習にもどる。
草むらの臭いかぎは、本来ならご褒美にあたるものですが、できなかったことへの報酬にならなければいいと思い、練習の息抜きとしてスンスンさせていました。
私がこの練習で、感じたこと
私の趣味とも言える「観察」をして、この散歩練習で感じたことは、
行きよりも帰りの方が素直に練習に参加してくれる。
と、いうことに気が付いたので、まずは帰り道での強化。
徐々に行きでも横を歩けるようにしていきます。
その間の行きでは、自由行動を許していたわけではなく、引っ張られたらその場で止まったり、反対方向に歩き出したりして、犬の行きたい方向には進みませんでした。
目的の公園に着くまで一苦労ですが、帰りの練習が素直になる理由が、公園でロングリードに変えてボール遊びで大暴走させることにあります。
犬って疲れると何かの練習がとってもしやすくなる。
運動って大事!